いよいよ最終日です。
中3の生徒はここまで頑張った成果を出すために、
必死に答案用紙に向かっています。
この様子をご覧になったあるお母さんが、
「うわぁ、すごいですね」
と驚かれていました。
休み時間は、この問題の答えはあーだとか、こーだとか、
みんな気になって仕方がない様子。
※本番はそれを気にしてちゃだめですよ。
きちんと次の教科に集中しましょう。
それにしても、20日も良く頑張ったものです。
集中特訓に参加した生徒を含めれば、全部で23日間です。
しかも、各期の終わりには、相当量の宿題が出ていたため、
休日返上での夏期講習となったに違いありません。
テストが終わって閉講式のときに聞きました。
「この夏、人生で一番勉強したと胸を張って言える人、挙手」
この質問に対し、全中3生が手を挙げました。
そりゃそうでしょう。
お昼ご飯にパンをかじりながら、暗記の本を眺めていたんですから。
そんな経験、これまでにはなかなかありませんでしたよね。
面談の中で、保護者様が
「ここまで自分を追い込んでやらなくても・・・」
と口にされることがあります。
自分も人の親になって、保護者様の気持ちが分かるようになった気がします。わが子を気にかける気持ちは、みなさん同じです。
ただ、大切なのは私たちは彼らが勉強するものを提供しただけで、決して強制していたわけではないということです。
私は、自分たちで勉強の必要性に気付いて、「今やらなければ」と、課題に取り組み続けたことは、
彼らにとっての大きな成長だと考えています。
この40日間の中で、何かに向けて一生懸命になった経験は
彼らの今後の人生において、きっと大きな財産になるに違いありません。
「みんながやるから私もやる」
「アイツがやるから俺もやる」
そんな競争意識、仲間意識が集団指導の良さですよね。
今後の受験勉強において、
辛いときに助けてくれるのは、そういった仲間。
この仲間たちとともに受験まで一緒に走らせてあげたい、と改めて思いました。
9月北辰まで残り10日。
勝負の時は近づいている。
みんな、頑張ろう!
最後に。
このブログをアップしている現在、
中1と中2の生徒が一生懸命に夏期講習確認テストを解いています。
その様子は次のリアライズで!