川口元郷校教務担当の中野渡です。
「僕の感覚では、共通テストの英語より中学受験算数の問題は難しいと感じた」
これは、前回にも紹介させていただいたロザン宇治原さんの言葉です。
大学入学共通テストの英語(筆記)で93点をとった方のセリフなので重みがあります。
もちろん、この中学受験算数というのは最難関系の算数をさしてはいるのですが、「中学受験算数は難しい」という認識は間違いないです。
「小学生算数なのだから、できるのは当たり前」という感覚は捨てたほうが良いです。
大人の感覚の難しさと、本人たちが感じる難しさは大きな隔たりがあると思ってください。
間違っても「算数なんてできて当たり前」「勉強すればできるようになるのは当たり前」という感覚は捨ててください。
私も本人たちに暗示をかける意味で「簡単にできるようになるよ」と使うときはありますが、内心では「あと3、4回出てきてできるようになるかな」と計算しながら指導しています。
私たち講師は、中学受験算数は難しいことを理解して長期スパンで指導しています。
1回目に初めて指導して、2回目をこの時期にだして…、3回目で少し定着して…と長期的なストーリーがあります。
中学受験算数は、やることが多く特殊な計算です。
大人が思う難しさとお子様が思う難しさに大きな壁があることをぜひご確認ください。
2月から中学受験クラスの新学期が始まりました。
「これを教えて、これをいついつまでに身につけさせて…」と、ここから長いストーリーが始まります。
(新小5の中学受験がスタートしました。連徐法は重要です。)
上記の宇治原さんの動画は中学受験を考えているご家庭にはぜひ見て欲しい内容です。
動画はこちら:中学入試こんなに難しい必要がある?
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