川口元郷校教務担当の中野渡です。
勉強において、カテゴリー分けや一般論を覚えたときに出てくるものに「例外」というものがあります。
例えば、理科でいうと
「一般的な物質は固体→液体→気体の順に体積が増える」
この時の例外は「水」です。
この例外だけは、ルール外のものとして一つ一つ別途で暗記して覚えなければいけないわけです。
そして、厄介なことに、この例外をテストで問われることが多いわけです。
さて、訓読みと音読みの一般的な区分けは覚えているでしょうか。
おそらく「読んで意味が伝わるものが訓読み。そうでないものが音読み。」が一般的な知識ではないでしょうか。
では、次の漢字を見てみましょう。
肉(にく)・鉄(てつ)・絵(え)。
どれも意味がしっかりと伝わりますね。
ということで、これらの漢字は訓読み………ではなく音読みです。
これらの漢字が、訓読み界の「例外」の代表となります。
先日のオンライン授業の国語の一コマ。
(中央あたりで、先ほどの「肉」「鉄」「絵」「茶」などをまとめて板書)
入試によく出る注意すべき国語知識をまとめて確認です。
「例外」もはじから覚えればいいわけではありません。
入試に出やすい「例外」たちを効率よく覚えていかなければいけません。
入試分析をしている私たちは頻出の出題形式を経験値として蓄えています。この効率よくという部分を、私たちが提供できることだと思っています。
年内も残り1か月ちょっとです。時間も限られてきました。
効率よく勉強するために、入試のプロである私たちを上手く使ってもらえればと思います。
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