【教務担当より】中高一貫クラスでの雑談??

川口元郷校教務担当の中野渡です。

 

小6中高一貫クラスの集中特訓が行われました。

この講座では、実践演習を行い本番に近い形で問題を解きます。

 

今回の問題の中で「濃縮還元ジュース」の問題が出題されました。

ジュースを輸送する際に一度水分を飛ばして移動先で水分を入れ直すことで、輸送コストを抑えるという実社会で行われている方法です。

 

この内容は、1学期に私の授業中に雑談として話をしたことがあります。

それを覚えている生徒から「先生が1学期に話していたことを思い出して問題が解けました」とコメントをいただきました。

 

中高一貫クラスでは意図的に雑談を入れるようにしています。

それは授業が楽しいとか面白いとかの演出ではなく、適性検査で扱われそうなテーマの背景を雑談として話して、出題されたときに問題が解きやすくするためです。

 

やはり初見のテーマと一度聞いたことのあるテーマとでは、問題の正答率がかなり変わります。

それを意識して、出題されそうなテーマや最近流行りのテーマをそれとなく授業に入れ込みます。

 

最近注目の「SDGs」をはじめ、環境問題である「地球温暖化」「プラスチック有料化」「エネルギー問題」「近未来の科学」や反対に「過去の偉人の科学史」などなど、一見授業と関係のないような話でも、実は考えて話しているので、決して無駄な話をしているわけではないのですよ。

IMG_20210809_081556_resized_20210811_035006977

(アルキメデスも出てきましたね)

≪新着記事≫ 題名をクリックすると記事のページにとびます

題名 概要
何はともあれ線分図 線分図は超重要
新しい学習サポート 吹奏楽部は夏が大変
川口市立付属中の説明会がオープンになりました 川口地区の教育環境はかなり高い
テスト範囲は教科書全部 1学期期末テストは教科書全部が範囲です
日本語と英語の音域の話 英語と日本語は音域が重ならない!?

過去の記事倉庫はこちらから