この時期の受験生のお子様は、不安が尽きない時期を過ごされていることかと思います。
見た目はいつもと変わらなくても、その心の奥底では、「怖い」という気持ちがあったりする。
もちろん、受験に対してです。
倍率や、私立の単願など、制度を鑑みて、おそらく大丈夫ではないか、と思われる子でも、心の耐性の限界値を不安が超えてしまい、泣き出してしまったり、情緒が定まらないときが突然やってくることがあります。
12月の北辰テストの結果が返却され、思うような結果が得られなかった子は、なおさらかもしれません。
12月16日(土)に、中3生の子どもたちにお話ししたのですが、この時期こそ、一人一人と面談を行っていきたいと思います。目的は、心の不安を少しでも軽くし、前を向く力を少しでも持てるようにすること。
そのためには、「大丈夫だよ」という言葉だけでなく、何を、どのように進めていけば大丈夫なのか、という現実的でわかりやすい道筋(ルート)をお伝えし、一緒に頑張ろう、という気持ちをお伝えすることかと思います。
そして、この考えは、ご家庭に対しても同じ思いです。
受験日まで、一緒に歩ませていただけたらと思います。お子様が受験日を迎えるその日まで、全身全霊をなげうって、努力してまいりたいと思います。お子様とも、ご家庭ともお話しを重ね、常に歩調を合わせ、そしてきっと発表の時に確かに笑えるように、努力させていただけたらと思います。
もうすぐ冬期講習会が始まります。皆様、お体は大事にしていただき、お互いに心も体も元気に過ごしてまいりましょう!
進学塾サインワンジーパピルス羽生校 教室長 相原洋平