【教務担当より】ここ近年のデータの見方

川口元郷校教務担当の中野渡です。

 

9月末の話ですが、「私立大学の入学定員充足率が初めて100%を切る」というニュースがでました。

 

小中学生からしたら大学入学は何年も先の話ですが、今勉強している延長上に大学進学がある方も多数いると思います。

 

入試改革をはじめ、定員厳格化など、現在、大学の状況が変わりつつあります。

未来の状況がどうなるかはわかりませんが、現在の状況も多少は知っておくと未来が見えるかもしれませんので、知っておいて損はないでしょう。

 

まず、「入学定員充足率」とは何なのか。

これは、定員に対して実際に入学した人数の割合です。受験者数ではないのでご注意ください。

 

さて、このニュースをどう見るか。

個人的には、このニュース単体で物事を判断するのは難しいと感じます。

 

それは、このコロナ禍という特殊な状況が大きく影響を受けているからです。

この例年にはない特殊な状況は、過去にないデータなので比較ができないと思います。

 

しかし、100%を初めて切ったという事実は事実なので知っておくことは重要だと思います。

そして、ここ近年のデータはコロナ禍という特殊な状況であることを踏まえた上で見ないと、判断を間違う可能性があるので頭の片隅にでも入れておくことも重要かと思います。

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(堅い話になってしまいました。校舎ではテスト対策頑張ってます。)

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