Fukiage Journal -11/21-
本日は「英語」に関する内容をひとつ。
昨年の春の記事で触れた内容ですが、私の行っている英語の授業内容にも触れつつ、
改めてお伝えさせていただきます。
『WPM』という言葉をご存知でしょうか。
『Words Per Minute』…『一分間の単語数』を示す言葉です。
埼玉県の公立高校入試でもリスニング問題が出題されていますが、
2018年度入試の問題での最高値は、WPM186.7でした。
そしてWPM180越えの問題は合わせて三問。
WPM180を越える出題は、ここ最近ですと2013年度入試に一問あっただけ。
それがどれくらいの数値化というと…
ネイティブスピーカーの平均はWPM190前後と言われています。
2005年にスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式で話されたスピーチ、
こちらはWPM155です。
非常に有名なスピーチですが、高校入試向けのWPMの目安に最適なものです。
ご興味のある方は動画サイトを検索下さい。
埼玉県の公立高校入試でもリスニング問題は、
WPM135からWPM165くらいの速度で落ち着いていたのですが、
ここにきて求められるリスニング力も高いものとなってきております。
具体的には、「ネイティブに近い速さで読まれる英文を遅延なく処理できるか」が問われています。
普段からある程度のスピードで英語に触れていく必要性を強く感じますね。
私の授業では英文を音読する時間を設けるようにしているのですが、
なるべくWPM150を意識し生徒の皆さんにリピートしてもらっています。
そこからWPM190くらいまで速めていくように音読します。
聞き取る力を養うには、まずは「音読」。
英語を声に出して読むことが非常に大切です。
家庭学習で英語を学ぶ際は、ただ机に向かうだけでなく、
たくさん口を動かすことを意識してみると効果的かと思います。
英語力向上の鍵は「音読」、ぜひとも実践を。
おかげさまで中3難関クラス及び中3本科クラスは募集定員に達しております。
中2上位クラス、残席僅少ですのでお早めのご検討をお願いいたします。