川口元郷校教務担当の中野渡です。
小4本科の授業の様子。
この日は、漢字の部首について勉強しました。
(小学4年生の皆さん。真剣に話を聞いています。)
部首そのものがテストに出る場面は限られます。
部首を習った後のカラーテストではもちろん出題されますし、漢字検定でも出題されます。
しかし、埼玉県公立高校入試で出題されるかというと、そうではありません。
そういった意味で、出題されるときは限られます。
では、部首を勉強する意味はないのか。
そうではないですよね。部首の成り立ちを知ることで、漢字がかなり覚えやすくなります。
部首には意味があり、部首をカテゴリーしていて覚えている漢字も多いです。
部首や漢字の成り立ちを知ることで、漢字を覚えやすくなり、漢字の問題で点数がとりやすくなります。
ここで伝えたいのが、テストに出る部分だけ勉強することが必ずしも効率が良いわけでないということです。
たしかに、塾ではテスト分析をして「出題確率が高い問題」などのデータベースはそろっています。
しかしながら、その問題ばかりやるということではなく。
その問題の土台になる部分もしっかりとこなして、いろいろな問題に対応できる本当の実践力を養っていきます。
イメージするならば、出題されるのはピラミッドの頂点の部分。
漢字でいう部首の部分は、ピラミッドの土台の部分です。
土台が大きければ大きいほど、高く安定したピラミッドが作れます。
そんなイメージです。
土台になる部分をしっかりと勉強することで、遠回りのように感じますが、実は効率が良いということは勉強にはあります。そのあたりも考えて、私たちは指導をしています。
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