こんにちは、玉井式担当の牧です。
今回は、国語的算数教室の授業の様子についてご紹介します。
キャドック王国の通貨は「キャドリン」。小学1年生の授業では、「24+53」のような2桁の足し算を、「10キャドリン玉」と「1キャドリン玉」でわけて考えています。2桁の足し算や引き算をいきなり解こうとするとフリーズしてしまう生徒も、10の位と1の位でそれぞれ計算すると簡単に解けるんです。それが「大きな数の計算もできた」という自信につながります。

こちらは、すでに3桁の計算をしている1年生のテキストです。3桁の計算であっても、まずは視覚的に理解するところから始めれば、そのあとは頭の中で計算できるようになっていきます。図を自分で書いてみるのも算数では大切な力になります。生徒たちには、「式は数字だけじゃなくていいからね。」と伝えています。数字や言葉、図を様々な場合によって使い分けながら、考えた道筋を表現できるようになってほしいと思います。
一度理解してしまえば、一週間経ってから同じような問題を解く際に、反応速度が大きく変わります。生徒たちの計算スピードが急激に速くなっていくのを日々実感します。1学期までおはじきを使って一桁の計算をしていた生徒も、問題によっては2秒ほどで答えを書いてしまうことも。「速い!すごいね!」と声をかけると、得意顔をしつつ、どんどん次の問題に手をつけてくれます。
足し算のような、基本的で教えるのが逆に難しい単元も、国語的算数教室では考え方、やり方をしっかりフォローしていきます。



