中高一貫校の受験を振り返って

保護者のみなさん、こんにちは。
サインワン中高一貫コース責任者の新谷です。

公立中高一貫コースを導入することを決めてから5年という歳月が流れました。多くのお子さんにご通塾いただけるコースとなり、挑戦者の子どもたちを目の前に指導する嬉しさをかみしめています。

この時期、塾の先生はものすごく忙しいのです。私立高校入試があり、公立中高一貫の適性検査があり、さらには公立高校入試のラストスパートがあり…。

優しい保護者様の「先生たちお体大丈夫ですか」「無理しないでくださいね」というお気遣いに元気を頂戴し、どんなにキツイと感じる場面も誠心誠意お子様に対応しています。

さて、公立中高一貫適性検査に話を戻して。今年も多くの合格者が出ました。※現時点では未確定。
子どもたちの努力が結果に結びついたことに対して、とても嬉しく感じています。

一方で、全員が合格となったわけではないことも事実です。

今年の冬の高校サッカーの決勝戦はPK戦までもつれ込んで、前橋育英高校が優勝しました。これに対して、市立船橋高校で決勝戦に進出したこともあるお笑い芸人ペナルティのヒデさんは「PKは勝者と勇者のみで敗者はいません。」とコメントをされました。

私は、中学受験(適性検査)に向かった挑戦者全員に同様の言葉をかけてあげたいと、そう感じました。

改めて感じるのですが、私は塾の先生をしていて良かったです。
子どもたちの成長は、私たち大人の予想の遥か上をいくことが多く、そのような過程を間近で見られるのは本当に幸せなことです。

1年後…5年後…10年後…もっと先においても、
そして私たちが知っているところであれ、知らないところであれ、
ここで出会った子どもたちが、充実した人生を歩んでいることを強く願っております。

進学塾サインワン 教務部 中高一貫課 新谷