A君の気持ちが分かるようになるまで

こんにちは、サインワン川口校です。

 

本日は私が行っている国語の授業についてお話しします。

 

皆さんは「~から読み取れるA君の気持ちとして読み取れるものは次のうちどれか」というような問題は得意でしたか?

 

私は正直言って苦手でした(苦笑)

 

私自身、他人の気持ちなんてわかんないよ!!!!と思いながら問題を解いていました。

また国語を苦手とする生徒さんの多くもこのタイプの問題を苦手としている印象があります。

 

このような問題で重要になっている読解力はどのようなものでしょうか?
私が国語の授業を行なうときに大切にしていることがあります。

それは、国語の読解における心情の読み取りは文章内の登場人物の言動に現れるということです。

例えば、唇をかむと書かれていたら悔しい気持ちになりますし、顔をほころばせたと書かれていたらうれしい気持ちが正解になります。

 

心情を読み取る問題に詰まってしまう方に多く共通するのは「自分の想像力を膨らませて書いていないことまで読み取ってしまう」ということです。

「自分が主人公だったらこう考える」とか「自分がこのような状況ならこう考える」という気持ちが強くなればなるほど実際の正答とずれていってしまいます。

 

学校の国語の試験と異なり、実際の入試では初見文の問題が出題されます。初見の文でいかに自分の感情を入れずに書いているものを書いているまま読み取るという力が重要になっていきます。

 

サインワンで普段の国語の授業から初見の文の読解方法を指導させていただいております。

 国語の読解に不安お持ちの方はサインワン川口校を是非ご検討ください。