【教務担当より】2学期中盤になって

川口元郷校教務担当の中野渡です。

 

2学期中間になると各学年で難しい単元が増えてきます。

中学1年生は、方程式に入り「左辺と右辺の両辺で解く」という、今までの解き進める計算式とは異なる考えに戸惑います。

中学2年生は、比例が原点を通らなくなり「傾き、切片、X座標、Y座標」と考える値が多くなる一次関数に戸惑います。

 

そして、この時期に質問が多くなるのが高校1年生の化学や物理の理科系の問題。

mol計算にはいり、「個数、質量、体積(気体)」と各値に変換するのに戸惑います。そもそも見えない世界で6.02×10の23乗個と言われてもイメージが付きにくい世界で混乱します。イオン式も複雑化しますが、ここも見えない世界なので、苦手な生徒は本当に苦労します。

 

数学も1学期は「数学結構できましたよ」と言っていたのが、「二次関数とか本当無理」「意味わかんない」に変わります。

この時期、質問が多いのは結構高校生だったりします。

 

単元が難しくなってきたので、分かりやすい単元だったときと同じ勉強量では理解が不足してしまいます。

意識的に学習時間を増やさないといけない時期なので、頑張って取り組んで欲しいです。

IMG_20221023_162123_resized_20221023_044912671

(学校のプリントを持ってきて質問する高校生)