小1プロブレムを乗り越えよう

所沢市では、10月と11月に就学時健康診断が行われます。

今年も新入学の準備が本格的に始まります。

さて、今回は「小1プロブレム(小1ショック)」についてです。

幼稚園・保育園から小学校に進学した際に、子供たちが感じる様々なギャップです。

これが原因で学校生活になじめなかったり、勉強に意欲が湧かなかったり、極端な例では不登校になることもあります。

小1プロブレムの原因は専門家が分析しているところですので、ここでは「学習(勉強)」の観点から、この問題に悩まずに済む方法を考えたいと思います。

結論から言うと、教育課程が変わることに対応できるかどうかです。

幼稚園・保育園は「遊び」を通して知的好奇心を喚起し、成長を促します。

しかし、小学校は教材(教科書)を中心に「学習」活動が展開されます。

時間割の通りに各教科の授業に参加し、宿題が出され、単元ごとにテストがあります。

本格的な「勉強」が始まり、学習システムが大きく違う環境に慣れなければならないということです。

では、どのようにすれば、この学習環境の違いを乗り越えられるでしょうか。

色々な方法があると思いますが、入学前に「勉強」に「慣れておく」のが良さそうです。

入学前に「集中して問題を解く」「一定時間は他のこと(遊び等)は行わない」「宿題を解く」等の学習活動を身につけておくということです。

小学1年生の問題が解けるようになる必要はありません。

自宅で勉強する時間を決め、その時間は勉強に集中するだけで十分です。

書店へ行けば教材は販売されています。

今まで練習してこなかった子どもでも、これから練習すれば、新入学までにはできるようになります。

「その練習をさせるのが大変なのよ」という場合は、塾を頼って下さい。

ご連絡、お待ちしております。

もちろん、「学習(勉強)」以外にも、規則を守ることや協調性を身につけておきたいところですが、こちらはまた別の機会にしたいと思います。