川口元郷校教務担当の中野渡です。
小6中高一貫オンライン授業の理系を担当しています。
この講座も残すところもあとわずかになりました。
前回は「リーグ戦」の試合数について授業しました。
「6チームの総当たり戦の試合数を求めなさい」
という問題。
授業で問題の解答を教えるのは簡単です。
自分が心がけているのは、問題の解答を指導するのではなく、テーマを指導すること。
この問題のテーマは何か。背景にあるものは何か。そのあたりを意識して指導しています。
特に適性検査の問題は、テーマを問われている形式のものが多いので中高一貫の授業では特に意識しています。
ということで、今回のリーグ戦では、4パターンの解法を指導。
確実に表を書く方法からスタートして、最後には図形の対角線の話まで持っていきました。
問題だけを指導するなら、1つで教えれば十分ですが、いろいろな角度でものを考える必要がある適性検査型に対応できるように、問題の考え方・とらえ方も含めて指導しました。
リーグ戦という整数問題ですが、図形まで手を広げます。
「その問題の解答を教えるのは簡単。重要なのはその問題のテーマを指導すること。」
昔、先輩講師から教わったこの言葉を胸に指導しています。