玄武岩はなぜ「玄武」という名前なのか?

前日生徒からこんな質問を受けました。
「石の名前が覚えられないんです・・・なんで石なんか覚えないといけないんですか?」
中学生らしい質問ですね(笑)。真摯にお答えすると「日本の地形は山地が7割を占めるので成り立ちを考察するうえで必要不可欠」だからです。これだけでは身もふたもないので勉強の具体的なお話を少しだけ。

玄武岩の語源は兵庫県の「玄武洞」が語源になっています。
玄武洞→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%84%E6%AD%A6%E6%B4%9E

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なぜ中国の聖獣「玄武」かというと,玄武は亀の姿に蛇の尻尾を持っています。玄武洞の玄武岩は冷えて固まるときに形状が六角柱でレンガのように仕切られた割れ目ができることから「六角形=亀の甲羅」「レンガの割れ目=蛇の蛇腹」という見た目から名づけられました。
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※安山岩は「アンデスの山々で見られる岩」という由来があります。

火成岩の覚え方としては「りかちゃん焦ってゲ〇はいた!」という覚え方で記憶されている方も多いのではないでしょうか(〇に入る言葉は「タ」で宜しかったでしょうか?)。

前者の説明では「理由」を中心に,後者の説明では「暗唱」を使った暗記となります。「理由(原理)を知って理解する」でも「暗唱法(語呂合わせ)を使って暗記する」でも暗記の効果は効果は同じで,記憶容量を節約することに価値があります。是非お子様にあった暗記方法を探してみて下さい。
study_chienetsu_boy

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