【教務担当より】令和3年公立入試について

川口元郷校教務担当の中野渡です。

埼玉県より令和3年度の入試範囲について発表がありました。

埼玉県のホームページより、『令和3年(2021年)度高校入試情報(主に中学3年生が受検する入試情報)』の7月10日の発表をご覧ください。

科目 削除部分
国語 第3学年における言葉の特徴やきまりに関する事項のうち、慣用句・四字熟語などに関する知識
国語県内市町村立中学校で使用している第3学年の教科書で学習する漢字の読み書き
社会 私たちと経済
私たちと国際社会の諸課題
数学 相似な図形のうち、日常生活で相似な図形の性質を利用する場面
三平方の定理
標本調査
理科 科学技術と人間
地球と宇宙
自然と人間
英語 関係代名詞のうち、主格 that、which、who 及び目的格の that、which の制限的用法(接触節も出題しない。)
主語+動詞+what などで始まる節(間接疑問文)

想定以上の削減でした。

各科目の分析や状況は、長くなりますので別途お伝えします。 

では、この範囲を勉強しなくてよいのか。

それは違います。上位私立では使う可能性はありますし、なんにせよ高校側は勉強してあるものとして1学期からすすむでしょう。過去問演習をする場合も、この問題は範囲ではないからやらないというわけにはいきません。

塾では、しっかりと教えます。(もう終わった単元もあります)

「範囲が短くなったから楽なのでは?」というわけにはいきません。

むしろ、英語、数学は範囲の中で学校選択問題を作るとなると、深さが増す可能性があります。

そうしないと、難易度の差別化が難しいからです。 

範囲の中でどのような問題が出題されるかを考え、しっかりと対応していきます。

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(保護者会で触れましたが、理科は中1中2が重要になります)
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