【教務担当より】深く考える力

川口元郷校教務担当の中野渡です。

 

小学4年生と5年生の文系の授業では、ディープラーニングという記述の課題が出ています。

これは、

 

「この物語を読んで、自分だったらどういう題名をつけますか。理由も含めて書きなさい。」

「日本には年間でいろいろな行事がありますが、一つの行事を選んで外国の人にどのように説明するか書きなさい。」

 

といった、正解を覚えて答えるといった問題ではなく、与えられた課題に対して、自身で考えてそれを論理的に説明する課題です。

 

公立中高一貫の適性検査問題で必要な、「思考力」「論理力」「記述力」「表現力」などさまざまな能力を養う課題となっています。出された解答に対しては、1つ1つ添削して良かったところや、もっと上手にかける工夫などをフィードバックしながら年間を通して考える力を養っていきます。

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(一生懸命考えて、自分なりの解答を作成しています。)

普段とは違った課題に子どもたちは、一生懸命に考えて自分なりの表現をしてくれました。

これを毎回の授業でやることにより受験学年になるころには、ものを多角的にとらえ深く考える力がついてくれると信じています。