【教務担当より】理科の学び

川口元郷校教務担当の中野渡です。

 

小5私立受験科クラスの理科の授業のようす。

楽しそうな雰囲気だったので思わず写真を撮りました。 

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(方角が書いてある紙の真ん中に棒がたててあり、ライトの動きで影が動きます。)

この日は、太陽の動きと影の動きの授業。

「太陽が東から登って西に沈むとき、影の動きは西から東に動く」と授業で聞くよりも、自分たちで太陽(ライト)を動かして影の動きを体感したほうが覚えます。

考えて準備をしてくれた先生に感心しました。

 

「太陽を高くすると、影の長さはどうなる?」と聞きながら、子どもたちにライトを高くするように指示すると、

「影が短くなった!」

と反応。太陽の高さと影の長さを体感した子どもたちは鮮明に覚えることでしょう。

黒板で説明したり、解説を読んだりすることよりも実体験としての知識は、本当に役に立ちます。

 

特に、理科は身近に体験できることがあふれています。

 

水よりもお湯の方が砂糖がすぐに溶ける。

お湯の上の方が熱いのに、中はさほど熱くなかった。

お菓子を作るとき重曹を入れるとふっくらする。

 

家でも自然と学べるチャンスは多いです。

外を散歩するだけでも、春の花や昆虫、渡り鳥、紅葉と黄葉など中学受験に出てくるものはたくさんあります。

 

お子様とささいなところから、理科の種を見つけて植え付けてみてください。

それは、きっと大きな花が咲くはずです。

勉強が好きになるきっかけは、つくってあげることができると思います。