【教務担当より】面談でよくあった相談

川口元郷校教務担当の中野渡です。

 

夏休み前の中学受験クラスでの保護者面談でいただいた相談の中で、

 

「以前と比べると、自分から勉強はするようになったのですが、ちょっとの休みが長くなりがちなのが気になります。」

 

というのがいくつかありました。

 

受験生としての自覚が生まれ、勉強するようになったものの、勉強した後の10分の休憩が20分…30分となってしまうとのことです。

 

集中力の持続には限界があるので、合間の休憩は必要です。

自ら勉強するというステップは踏めているので、次は休憩の取り方ですね。

 

勉強ができる状態になっていれば、対策は比較的簡単です。

アドバイスしたのが、

 

「お子様専用のキッチンタイマーを買ってあげて、休憩を10分測るよう伝えてください。」

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(休憩を10分測ってみよう)

勉強を始めればできるタイプの子は、勉強時間を測るのではなく、休憩時間をコントロールするためにキッチンタイマーをうまく使うと効率よく勉強できます。

 

基本的には、人間は今やっていることを継続する性質があるそうで、休んでいれば休みを継続する力がはたらきやすいそうです。

そのため、休憩が延長しがちなのは自然なことであることを知ったうえで対策をとる必要があります。

そこで、自分の意思で始めるのが難しければ、音が鳴ったら勉強を始めるという習慣をつけるよう反復してみましょう。

 

受験勉強をするにあたって、効率よく勉強する身体をつくることは非常に重要です。

自由な時間が多い夏休みに、受験勉強できる体づくりをしていきましょう。