宿題の重要性につきまして

塾では、日々授業の後に宿題を出させていただいております。

今回は、宿題の重要性についてお話していこうと思います。

さて、人間は学んだことを忘れてしまう生き物ですが、どれくらいの速さで忘れてしまうかご存じですか?

なんと、学習後、1時間後で56%、1日後には74%を忘れてしまうと言われています。

それなのに、ほとんどのお子さんは、宿題を早く済ませてしまおうと、忘れてしまっている状態でいきなり問題を解こうとします。頭の中から消えかけているので、わからない問題があって当然なのです。

従いまして、宿題をやる前に5分でも10分でもいいので、なにを学んだのか再度インプットしてから宿題に取り掛かることをお勧めします。

これにより、7割前後忘れていた記憶を呼び戻し、100%に近い状態で問題を解くことができます。

そして、間違えてしまった問題は、そのままにするのでなく、間違いの原因を明確にし、解き直すことが肝要です。

お子さまにもガイダンスや授業を通してお伝えしております。

宿題を、ただ提出用として済ますのではなく、学習内容の復習・反復として活用することがとても重要です。

お預かりしたお子様の学力向上のため、引き続き頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。