友人の影響力

私は中学2年生の時に「アマチュア無線4級」の試験を受け合格しました。

一応国家試験です!!結局一度も使ったことなく紛失してしまいましたが「免許証」も発行されました。

学校の技術の先生が「先生も受けるから一緒に受けるのいないか~?」

という声掛けが受験のきっかけで、友人数名と受験申込することにしました。

東京の晴海が受験会場で心躍ったのを覚えています。

 

まだオームの法則も習っていない時期だったので当時の私には少し難しい試験でしたが、

気の合う友人と勉強会を自主開催し、互いに教えあったりしたおかげで合格できたのだと思います。

 

この友人は小学生のころから「勉強のよき仲間・よきライバル」で

同じそろばん塾に通い競い合い

小6の夏休みの宿題を共同制作で「電気じかけのじゃんけんゲーム」を工作し提出したり

中3の冬の夜に中学校の校庭で星の観察をしたり・・・

定期テストの得点や順位、北辰テストの偏差値も競い合っていました。

 

彼とのつきあいが深まって以降「勉強が楽しくなった」のは間違いありません。

親に「勉強しなさい!!」と言われることが多かったのが、

中学校入学以降はあまり言われたことがありません。

 

 

勉強のきっかけとして「友人」は大きな存在ではありますが、

お子さんの友人関係を親がコントロールはできません。

多くの場合は温かく見守るしかありません。

ただ、親としてできることはほとんどありませんが、してはいけないことがいくつかあります。

その代表が

「友達と比較してしまう」ことです。

 

「○○くんは優秀なのに、あなたは・・・」

「△△さんは2級に合格したらしいわね。それなのにあなたは・・・」

 

親にしてみればやる気を出させたいと思って言うんですが、逆効果です。

思い当たる方は今後気を付けてみてください。