【小6生向け】入学者選抜方法の変更について

こんにちは!サインワン白岡校の山本です。

先週に引き続き今週の土日も白岡南中のテスト対策を実施しています。

5日がテストですのでこの土日でラストスパート頑張りましょう!

【白岡校】対策

さて、先週小6生は中学生に向けての説明会が実施されたという話をしました。

そこで今の小6生から入試が変わるという話もされていたようです。

この時期、塾でも保護者面談を実施しているのですが、入試の変更について心配される保護者の方が多くいらっしゃいます。

また、お問合せを頂いた小6生の保護者の方からも、入試について聞かれる方が多くなっていますので皆さん心配なのだと思ます。

 

主な変更点の概要は次の3点です。

①自己評価資料提出と面接の実施

②調査書の様式変更

③選抜の特色化

 

それぞれの内容を簡単に。

①自己評価資料提出と面接の実施

現行⇒調査書に記載された特別活動(部活動)や資格試験等の実績を評価する

変更後⇒自己評価資料に基づいた面接を実施、 意欲等を評価する

面接において、受験生の学校内外での活動や意欲等を、自らの言葉で表現する、というものです。

実績の評価から意欲の評価と変わりますので、しっかり自分の言葉で表現する力が必要になると思います。話すのが苦手、言葉にして説明するのが苦手、というお子さんは早めの対策が必要かもしれません。

 

②調査書の様式変更

現行⇒調査書の記載事項

・各教科の 学習の記録(評定) ・特別活動の記録  ・出欠席の記録 等

変更後⇒調査書の記載事項

教科の 学習の記録(評定) の記載を基本とする

調査書に記載されるのは内申点(評定)が基本、その他の項目は①で触れた自己評価資料にまとめるという形になりそうですね。

特に部活動に関しては地域のクラブ活動へと移行していくことが増えていくと考えられます。そのことで生徒の学校外における活動が今後ますます多様化するため、中学校の教員が生徒の全ての活動を把握するのは難しい状況となっていくのではないでしょうか。そうなると部活動などの記録を調査書に記録することが難しくなっていくのだと思います。

 

③選抜の特色化

現行⇒学力検査と調査書 ※一部の学校で実技検査や面接

変更点⇒共通選抜(学力検査・調査書・面接)+特色選抜(実技検査や小論文、 傾斜配点、等)

特色選抜に関しては各学校でそれぞれが求める生徒像を踏まえたものになります。そのため、高校が目指す学校像、入学者の受入れに関する方針、選抜における評価の観点や選抜資料の取扱いについては、事前に公表し受験生や保護者に十分周知する、ということです。今まで以上に、生徒・保護者の方の事前の情報収集が必要になると思います。

 

「高校の目指す学校像に合わせる」と言うと、大学がアドミッションポリシー(大学側が求める人物像をまとめたもの)と合致した人財を探すという、総合選抜型の大学入試と同じような感じがしますね。総合型選抜も面接や小論文などが課せられていますので、それに近い形に変わっていくのかもしれません。

 

新しい入試制度についてもっと細かく話を聞いてみたい、早めに入試対策を始めたい、という方はぜひ一度校舎にお越しください。お話することで不安を払拭できると思います!