志望校について①

こんにちは!

ジーパピルス川口並木校です。

 

中3生は身をもって「志望校」を考えていかなければならない時期になりました。

北辰テストもいよいよ本格化していきます。

そこで、本日は志望校を選ぶ時のポイント、候補を絞り込む方法などについてお伝えしていきます。少し長くなってしまいましたが…ぜひご参考ください。

 

まず、志望校を選ぶときのポイントを3つの軸で考えていきます。

 1.授業カリキュラムや部活動などの学校生活

普通科では通常、中学教育よりレベルの高い主要5教科(国語、数学、社会、理科、英語)を中心に学びます。また、普通科の中で得意科目を活かすため理数系・人文系・語学系にわけている高校もあります。

それとは別により専門的な知識を学べるコースもあります。工業系では機械科・建築科・情報技術科。商業系ではビジネス経済科、情報処理科。看護科、芸術科やスポーツ科、食物科、パティシエ科など多岐にわたっております。なお、私立高校方がコースがたくさんある傾向があります。学科の選択も3年後の未来を見据えて考える必要があります。

部活動については、学校によってレベルに開きが出やすいのもこの時期の特徴です。例えば運動部なら、全国大会を目指してハードに頑張るのか、そうでないかは大きな差です。入りたい部活動があるのなら、事前にその学校のレベルをチェックしておくことをオススメします。部活動のレベルで志望校を選ぶのも一つの選択肢です。

 

 

2.学費や諸経費など

「学費」や「諸経費」などの経済的側面も考える必要があります。

そこで考えるのが公立・私立のどちらを選ぶか?になります。年間の学費はもちろん、3年間の通学にかかる様々な費用を試算してみることが大切です。「私立が高い」ということになりますが、自治体からの補助や奨学金の活用などで低くく抑えられる場合もあります。また、大学進学中心で考えた時、大学の附属高校である。などの特性も調べるとよいと思います。ちなみに、大学の附属高校には、大学入試時の受験内容が一般入試と違う学校もあります。進学したい大学があり、高大一貫として学習することが目的なら、附属校を選択するのも一つです。なお、一部の附属校では、図書館や体育館などの施設を大学のキャンパスと共有しているケースがあり、より一貫教育としての付加価値を実感できる可能性もあります。

3.偏差値

現時点での実力を測るため、北辰テストを受験してください。このテストの受験結果として、出てくる偏差値に基づいてチャレンジ校・合格圏内校・安全校などを考えていきます。

ただあくまで偏差値は、模試を受けた時点のものであり、今後の伸びる、伸びないには触れていません。今の段階では「志望校」を決める際にはあまり偏差値は意識せず、その時点の偏差値と高校の偏差値とのギャップはどれくらいかを参考にする程度で構いません。偏差値をベースにして考えると、可能性の幅を狭めることにもなります。自分がどうなりたいか、どうありたいかをまず考えて、目標に向かって努力をすることが大切です。なお、偏差値を伸ばす最大のチャンスはこれから始まる「夏期講習会」です。

 

今回、受験生である中3生に関係する内容になりました。中1生・中2生・小学生をお持ちの保護者さまで、高校受験は「かなり先のこと」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、お子さまの興味や関心(たとえば「部活動」や「制服」など)から、将来のことを考えるきっかけにして頂ければと思います。

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