中1生の冬期講習会では何を勉強しているのか

みなさんこんにちは。

 

冬期講習会も、早くも7日目となりました。

 

この講習会に、笑顔で楽しく、子どもたちが通ってくれて、本当にうれしく思います。

 

ご家庭においても、塾への送り迎えや、ご飯の支度、子どもへの声掛けなど、多くのご協力を賜り、本当にありがたいと思います。

さて、学研の個別学習G-PAPILS羽生校では、小6生の子は、現在「新中1準備講座」と銘打ち、すでに中学校1年生の勉強を始めております。

 

新年度(今年の4月)より、学習指導要領改訂にともない、中学校のカリキュラムと教科書が、今年度よりも大きく変更になります。簡単に言うと、難化します。

 

例えば、これまで中1生の数学は「正負の数」からスタートしていましたが、新年度からは、「素数の積」という単元から始まります。

 

「数字が、どのような仕組みで成り立っているのか」という、数の基本の原理から理解していこう、というものですね。

 

新しい中学校の授業では、中1の最初の数学の単元にこの「素数の積」という単元が登場し、それはただこの単元が新しく追加されたということではなく、この単元以降も、たとえこれまでと単元名は同じでも、その内容は変わっていて、「この「素数の積」の理解がないと、これ以降の単元もできない」という文部科学省のメッセージでもあります。

 

言い方を変えれば、「「素数の積」を理解できれば、これ以降の単元も理解できる」ということです。

 

ただ、教科書の順番通りに勉強を行うのではなく、なぜこの単元が必要なのか、という本質をしっかりと子どもたちにも伝え、楽しく一緒に勉強をしていきたいと思います。

 

羽生校 教室長 相原洋平