「教科書改訂について考えてみよう②」
こんにちは!
ジーパピルス竹の塚西口校です。
ジーパピルスでは、新型コロナウイルス感染防止対策をしっかり行った上で授業を実施しております。
こちらのブログで、来年度の中学校教科書改訂についてお話しましたが、本日は「数学と国語の変化」についてお話致します。
数学は、中3の春ごろに学習していた「素因数分解」が、なんと中1の最初で学ぶようになります。「正負の数」に組み合わせるようです。
また、高1(数Ⅰ)で学習していた「四分位範囲、箱ひげ図」は中2で学習とのこと。
より系統的に学習することが狙いのようです。
国語は、全体的にはページ数の変更はありません。
中1「少年の日の思い出」、中2「走れメロス」、中3「故郷」も継続して収録されます。
ですが、近年話題になっている「思考力」「判断力」「表現力」をクローズアップした問題が増えます。
例えば、「走れメロス」にしても、いままでは「作品を読み、登場人物の行動や考え方について自分の考えを持つ」ことが狙いでしたが、今後は「登場人物の人物像や表現の効果などに着目して、作品の魅力を伝える」ことを狙いとします。
つまり、文章を読み、全体の描写や登場人物のせりふ等から、この文章が何を伝えたいかを自分で考え、どのような内容になっているのかを把握し、それを自分の言葉で文章に起こしたり、人に伝えたりすることができる力、が必要になります。
「この物語、おもしろかったな」だけで終わらせるのではなく、なぜおもしろいのか、どの部分がおもしろいのかを考え、それを表現して人に伝える力が必要なのです。
…難しいですね。。。
日頃から、ニュースや日々の話題について「○○だった、おもしろかった」だけで済ませるのではなく、「なぜ?」「どうして?」「何が?」を積極的に考えさせることが大事になります。
ご家庭の会話でも、ぜひ取り入れて頂ければと思います。
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