昨日生徒に話した後で思ったことを少し紹介いたします。
勉強に限った話ではありませんが、何かを継続して行うことはたいてい「つらい」「くるしい」ことに「耐えて」いるというイメージを抱きがちです。
ただ、「動機」と「競争」という2つの要素をうまく織り込むことで、継続して何かを行うことを「楽しく」「おもしろい」ことに「進んで取り組んで」いる構図に変えることができます。
走ることを例に挙げてみます。
「動機」も「競争」もない状態で「ただ走るだけ」の行為は、なにも面白くないしただ疲れるだけですが、
「目の前の相手を捕まえたい」という「動機」を付加すると「ただ走るだけ」だった行為が「鬼ごっこ」や「ドロケイ(ケイドロ)」という「遊び」に変化します。
同様に、「まわりの子たちとどっちが早いか決める」という「競争」を付加すれば「かけっこ」になります。
ただ走った時も鬼ごっこやかけっこをした時も疲労は感じるでしょうが、後者の場合は疲労とともに「達成感」「爽快感」などポジティブな感情もついてきます。
また、走る行為を継続しやすいのも、結果として走るのが速くなったり長時間走れるようになるのも後者なのではないでしょうか。
もちろんそもそも走るのが嫌いな子もいるでしょうし、かけっこや鬼ごっこに負け続ければそれらの遊びも嫌いになります。
ただそうならないようにする方法はいくらでもありますし、嫌いだったことが好きになる方法も当然存在します。今回の話とは関係ないので省略しますが。
勉強にもこの構図は活用できると考えています。
そして勉強を進んでやる子ほど「動機」「競争」を勉強に組み込むのが上手な印象を受けます。
そんな子たちがたくさん生まれる環境を作れるといいな、と日々模索しています。
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