先週の週末対策、たくさんの生徒が一生懸命勉強した一方で
1コマも顔を出さなかった生徒も残念ながらいました。
今週はそんな生徒に「週末対策来なかったね。なにかあった?」と
声をかけていました。
ほとんどの生徒は最後の大会に向けての部活動や家族での外出など
理由があっての欠席でしたが、とある生徒が
「サボってしまいました」と
サボってしまったと正直に理由を話してきた生徒に対して
何も聞かずに叱りつけても意味がないのかな、と思い
話を聞いてみました。
生徒曰く「成績は上げたいけど勉強のモチベーションがあがらない」とのこと
こういう悩みは時代や世代を問わず存在しているような気がしますね。
ひと昔前では「根性が足りない」「意志が弱い」「つべこべ言わずに勉強しろ」
と、先生にも親にも叱られて半ば強制的に勉強させられていました。私のことですが。
ただそのおかげで何とかなっていた部分もあるのかな、と思ったりもします。
今は時代も変わり、生徒が抱えるストレスも増え、親子の接し方や生徒と先生との関わり方も
昔と同じではいけない、というのが世間での共通認識なのかなと思います。
私は先生や親に感謝はしていますが、昔のほうが良かったとは全く思っていません。
生徒の「モチベーションが上がらない」という悩みは意外と簡単に解決します。
それは「モチベーションをあてにしない」ことです。
モチベーション(内発的動機づけ)は非常に不確定かつ流動性の高いものなので、
前提としてモチベーション次第で勉強するかどうかを決めてはいけない、ということです。
モチベーションがあろうがなかろうが勉強をすることで、先の未来が変わる。かもしれない。
結局、結論(=とりあえず勉強しよう)は今も昔も変わらないのですが、
今の時代はこれを生徒自身に気づかせて、生徒自らが主体的に行動できるようにサポートする。
これが子供と接するすべての大人に求められる姿勢なのでしょう。
半強制的にやらせるより、はるかに難易度が高い。。。
でも頑張りたいと思います。
今週末は来てくれるといいな、と思っています。