本日は、英語長文についてです。
この時期なると、「長文が読めない」、「長文ができない」という相談は良く受けます。実は苦手意識の強い子に対しては、驚く方法で苦手意識の軽減ができます。
前提条件:長文は、1つの文章だけでみると、それほど長くない。
1番長そうな文章の1文で使われている単語数を数えてみて下さい。高校入試であれば、難度が高い高校でも1文で30単語を超えることは少なく、標準的問題であれば、ほとんどが20単語以内で終わります。まずは、量に圧倒されたり、苦手意識をもったりする前に、1文ごとの量は少ないとわかると気分が楽になります。
そのうえで、解けるようになるための方法、復習の仕方に関してお伝えします。
ステップ1 まずは時間を決めて解く。
入試まで日数が少なくなってきているので、時間を計測するのは絶対です。もし時間を過ぎても解くのであれば、個人的には何分過ぎたかを計測して、記録して下さい。
ステップ2 なんとなく、「出来た」、「出来なかった」で終わる生徒が多いですが…、
ここからが重要です。この時期は「正答率」よりも、「出来なかったもの」を見つけてみましょう。なんとなくカンに頼りやすい、「本文の中で正しいものを見つける」ものに関しては、選択肢の間違いを全てきちんと確認するようにしましょう。
ステップ3 本文をきちんと読んで、分からない単語と訳せない文章や文法などを、復習していきましょう。
本文で分からない文法が出てきたら、簡単でいいので復習してみましょう。1度音読⇒本文の分からないもの(単語、文法、訳)をきちんと押さえて、最後にもう1度音読して下さい。英語も「言葉の学問」ですから、音読は一定効果があります(気分転換にもなります)。
問題できなければ量を解く前に、先ずは1つの長文を出来るようにして、その積み重ねをしていく方が、最後に一伸びします。頑張っていきましょう!
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