川口元郷校教務担当の中野渡です。
先日、皆既月食と天王星食が同時に起こるというかなり珍しい現象が起きました。
天気もかなり良く、ちょうど授業前後と月食の時間が重なったのでみんなで空を見上げました。
(みんなで空を見上げます)
月食・日食は、中学受験、高校受験でも出題される内容です。
月食は満月の時、日食は新月の時に見られる現象ですね。
満月は真夜中0時に南中、新月はお昼12時に南中することも知識としては覚えたいですね。
そして、その年度に起こった事象は入試でも扱われやすいです。
今年度の埼玉県公立入試は天体が扱われる可能性は低いですが、中学受験は注目の単元となります。
特に公立中高一貫の適性検査問題では、作問しやすいテーマでもあるので注目度は高いです。
適性検査特有のデータを提示して、データを読み取らせる問題などは、太陽系の惑星をデータで提示して「地球型惑星と木星型惑星の違い」とか「公転周期を提示して、惑星の位置を読み取る問題」など作り手側からしたらとても作問しやすいです。
記述問題でも
「月と太陽の大きさが同じに見える理由」
「月の公転周期と新月から新月までの日数がずれる理由」
などは頻出なので、覚えておきたいです。
その年度で起きた事象は入試問題では、要注目です。