【教務担当より】脳を鍛えること

川口元郷校教務担当の中野渡です。 

春期講習会では、小6本科の算数を担当しています。

このクラスでは講習会中に、毎日足し算の百マス計算を実施しています。

 

春期講習会は、毎日授業があるのでこの百マス計算のかなり効果が出ます。

では、百マス計算の効果とはなんでしょう???

 

「百マス計算をやる理由は何だと思う?」

初日のプリントを配布する前に生徒たちに聞きました。

「計算力をあげるため。」

クラス全員の口をそろえた回答です。

 

もちろん、計算力向上は一つの狙いではありますが、そこはあまり重視していません。

では、真の狙いは何なのか。

 

話は変わりますが、ジムに通ったことがある方は見たことあるかもしれませんが、結構なご高齢なのに筋肉ムキムキな方がいらっしゃいます。

私も、定年を優に超えていそうな方が、自分が持ち上げられる2倍近い重さのバーベルを持ち上げているのを見て驚いたことがあります。

 

ここで伝えたいのは、

「人間の身体は、負荷をかければかけるほど発達する仕組みになっている」ことです。

何もしなければ衰える筋肉も、負荷をかけ続ければいくつになっても強度が増すようになっています。

それは、脳も一緒です。

特に若い脳は、鍛えれば鍛えるほど強度が増します。

 

小6本科でやっている百マス計算の狙いはそこにあります。

毎日百マス計算をやることで、「集中力の向上と作業スピードの向上」を狙っています。

 

ほとんどの生徒が初日より2日目、2日目より3日目の方がタイムが縮んでいます。

ぜひ、お子様の百マス計算の結果を聞いてみてください。

3日目にして早くも「作業スピード」が向上しています。

 

脳がムキムキになっている途中段階です。

最終日までにどこまでタイムが伸びるか、本当に楽しみです。

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(真剣に百マスに取り組む)

 

※長文を読んでいただきありがとうございます。「作業スピードの向上の重要性」は後日書かせていただきます。

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