受験期のお悩み その3「本命をどこにしようか・・・」

「成績が安定しなくて・・・本命をどこにしようか親子で悩んでいます。」

 

優秀な女の子に多いお悩みです。不安を感じやすい方はそれを解消するため努力をする方が多いので勉強に向いています。ですが努力で解決できない(自己効果が出ない)ものには耐性が弱い傾向もあります。

ではどのように本命を決めればよいのかといえば「どんなに時間がかかっても本人に決めさせる」ということが一番大切です。当たり前すぎて,落胆される方もいらっしゃるかもしれません。ただ親心で「○○高校の方が・・・」との話をしすぎたため,高校生になってから親子げんかで「わたしの行きたい学校じゃなかったのに!」といわれたというお話は珍しくありません。

どの学校を選んだとしてもメリット・デメリットがあるため,どこかで結論を出さざる負えません。お子様にとっても初めての人生の選択肢に悩んでいる状態であれば,大人ができることは「一緒に悩んであげる(結論まで待ってあげる)」ことが大切です。

また,別のアプローチとして受験合否の予想をすることができます。

1.私立の進学校⇒北辰テストのスコア

2.私立の附属校⇒過去問の出来

※推薦は除きます。

3.公立高校⇒通知表の合計,北辰テスト(実力テスト)の順位,過去問の出来,倍率

公立高校は判断する材料が4つもあり,倍率については年間4回発表されます。そのため最終的な受験校の確定はギリギリになったとしても,安全策を取れば合格はできます。そのために「候補の学校を増やしておく」という保険をかける考え方も必要です。これは大人しかできないことだと思います。

今年の受験は非常に悩ましいことが多いです,少しでもご不安なことが御座いましたら是非校舎までお電話ください。

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