「本人がなかなかその気にならなくて・・・志望校が決まらない状況です。先生どうしたらいいですか?」
男の子に多い非常に悩ましい問題です。状況としては
1.「本人が進路情報が足りないために結論が出せない」
2.「模試などの状況を見て,本当の希望を言い出せない」
上記の2種類に分類できるのではないでしょうか。
1.の解決方法は「学校見学」をするに尽きます。ただし今年はコロナの関係があるので説明会の数は例年の半分程度になっていますので,スケジュールの組み方もかなり難しいと保護者の方からご相談いただきます。この状況であるならば優先順位は「勉強」より「見学」になります。
目的があれば行動が続きます。校舎でも1日9時間以上勉強する子もいますが「順位を○○にしたい」「○○高校に行きたい」「○○に負けたくない」など明確なゴールを持っている子がほとんどです(36協定でも1日8時間労働が定められているので,それ以上の時間数を机に向かっていれば勉強しているといえます)。
「土日がスケジュールとれないんです・・・」という場合は平日に高校の外観を見るだけでも結構です。是非実際の学校を見に行くスケジュールを立てさせてあげて下さい。
長くなりましたので,2.については次回へ持ち越しとさせて下さい。