【教務担当より】中3カリキュラムスタート

川口元郷校教務担当の中野渡です。

 

保護者会でもお伝えしましたが、現中2生の英語と数学では1月に「中3カリキュラム」を進めています。

 

1月中に、数学では「展開・因数分解」、英語では「受動態」が終了します。

 

2月では、テスト対策に戻るので現学年のカリキュラムに戻り学年末対策をします。

 

意図は、お伝えしましたが「受験対策」の期間、特に「学校選択問題の対策」の時間を十分にとるためです。

 

学校選択問題の数学の難易度はかなり高く、初見ではほぼとれないような問題も多数あります。

 

しかし、受験の数学は「難化すればするほどパターンが決まる」ので、「事前にパターンを何度も練習すれば点数が取れる」形になっています。

 

パターンが多数あるのと、1度やれば身につくわけではないので、何度も繰り返さなければいけない。

 

つまり、「パターンの数×身に着くまでの反復の回数」が対策にかかる時間です。

 

それを、知らなくて受験に向かうのでほとんどの生徒で対策時間が足らずに「学校選択の数学は難しい」と感じるわけです。

 

「はやく進むと理解できないのでは?」と思うかもしれませんが、「はやく終えた方が復習期間」を十分に取れるわけです。

 

なお、カリキュラムに関しては「先取り」であり、「スピードを上げる」ものではありません。

例えば、8月末に中3カリキュラム終了を目標とすると、3月スタートだと6ケ月で消化。1月+3月スタートなら7ケ月で消化。3月スタートの方が、スピードをあげてカリキュラムを消化しなければいけません。そうしないための1月の「先取り」なのです。

 

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